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BBQができる大きなベランダ付き物件! 仲間が自然と集まる、癒やしのご自宅

お部屋は、そこに住む人の価値観が反映された特別なスペースです。今回は、八王子方面に中古マンションを購入し、仲間が自然と集うおうちづくりを実践されているOさんのご自宅にお邪魔し、家探しのポイントや人生を楽しむコツを伺います。

BBQありきで始まった家探し

職場が近くにあることから、長年八王子エリアにお住まいだというOさん。40代になり、物件を購入するのもよいかと検討し始めたとき、その後押しになったのは意外なことがきっかけでした。

「あるとき仲間で集まって川辺でBBQをしたんです。それがもう、めちゃくちゃ楽しくて、『これをいつもやりたい』と思ったことで本格的に家を探すようになりました(笑)。最初は川沿いの庭付き一軒家を探してみたのですがなかなか見つからず、その後大きな台風がきたこともあり “川沿い” という条件については再検討することにしました。

それであるとき見つけたのが、この物件だったんです。なんといっても、ベランダがとても大きいのが特徴。ここであれば、いつでも気軽にBBQができると胸が躍りました」

ベランダのある家あいにくの雨模様だったが展望がすばらしい

− BBQを軸に家探しをするって、新しいですね。ではもう、ベランダに惚れ込んで即決だったのでしょうか?

「ベランダは決め手でしたね。ほかにも、条件に対して破格であったことや、外観が好みであったことも後押しになりました。内装は確かに古かったのですが、フルリノベーションしてとことん自分好みにすれば、むしろもっとよくなるなとプラスに捉えました」

「好き」に妥協しない、こだわりの間取り

実際、Oさんのご自宅はOさんのこだわりが詰まったすてきな住居に大変身。ベランダにはちょっとしたサンルームのようなエリアもそなえ、平日はそこで在宅ワークをされるなど、おうち時間を堪能されています。

− リフォームはどのように進めたのですか?

「大きな買い物ですし、自分もショールームに足を運ぶなどしてこだわりたいという思いがあったので、しっかり対話しながら取り組んでくれそうなリフォーム業者さんを探しました。特にこだわったのはキッチンです。元の間取りではリビングの位置がベランダに面していなかったため、水回りをここに配置するだけでも大変でした。ですがみんなでBBQを楽しみたい一心で購入するわけですから、キッチンは絶対にべランダを臨む位置がよいと思ったんです」

一番のお気に入りであるキッチン

すてきなキッチンを拝見してテンションが上がっていると、さらにもう一部屋、Oさんのロマンが詰まった趣味のお部屋があるのだと案内してくださいました。それは、リフォームにあたって玄関横に空いたスペース。用途に悩んだすえ、Oさんのもう一つの趣味であるゲームに特化したお部屋として構築されました。

「自粛期間中に時間があったので、ゲーム実況も始めてみました。やる側になって初めて感じる難しさがあり、おもしろいですね」

少年のような表情でゲームに興じる

小さいお部屋だからこそでしょうか、秘密基地感が漂います。ふいに、昔実家のウォークインクローゼットに家中の小物を集めて、お店屋さんごっこをしていたことが思い出され、そのときの “ときめき” もまざまざと蘇るような気がしました。童心に帰るとはこのことなのですね。

みんなが集う場に

家中がお気に入りの場所、というくらいOさんの「好き」が詰まりに詰まったご自宅。何気なく過ごされているOさんの自然体なようすから、いかにその場所を心地よく感じているかが見てとれます。

− 最後に、Oさんにがご自宅に望む役割について教えてください。

「基本的には “癒やしの場” ですね。外出自粛期間をこの家で過ごせたのは幸いでした。長く家にいたり、仕事とプライベートを分けられなくなったりといった環境の変化が心配でしたが、この家は見晴らしも日当たりも最高で、ベランダに出るだけで癒やされるので、ストレスを溜めすぎずにすみました。

あとはやっぱり、今後はときどき友人が集まってワイワイやる “溜まり場” にもしたいと思っています。BBQはもちろん、終電を逃した友人を泊めてあげたりとか(笑)、気軽に立ち寄れる場所になったらよいなと思います」

取材が終わると、「これすごくおいしいのでぜひ食べて行ってください」とプリンを出してくださいました。「近所の牧場で買えるプリンなのですが、初めて食べたときはあまりのおいしさにびっくりしました」とおっしゃる言葉通り、濃厚で優しい舌ざわりの、とびきりのプリン! 自宅の中だけでなく、周辺環境も含めてここでの暮らしをまるごと愛していることが伝わります。

コロナ禍によって都内に密集して住むことの是非が見直されている今、穏やかな笑顔でプリンを頬張るOさんを見ていると、一つの答えに触れた気がしました。

Text by 鈴木 紀子