「上京してきた選択は間違っていなかった」ショップ店員から芸能界の道へ 俳優・ゆうたろうの上京ストーリー

引越しには、ドラマがある。あの日、あのとき、どんな想いで新生活をスタートしたのか、そして当時の経験が今にどうつながっているのかを伺うインタビューです。

今回お話を伺ったのは、モデル・俳優として活躍中のゆうたろうさん。芸能界の道へ進むために17歳で地元・広島から上京しています。上京までの歩みを振り返ってもらうとともに、初めて自分で引越しをしたときのエピソードや2月11日から上映の映画『ツナガレラジオ〜僕らの雨降Days〜』についてお話を伺いました。

服との出会いが、今に繋がっている

「中学生のとき、夢や目標が全くなくて、先のこともフワっと考えていました」と語るゆうたろうさん。中学卒業後は高校に進学せず働くという進路を選んでいました。そんなゆうたろうさんに転機が訪れます。それは、アメリカ古着との出会いでした。

「地元・広島に『サントニブンノイチ』のポップアップ(期間限定ショップ)が2日間オープンしたので、お姉ちゃんと足を運んだんです。そこで初めてアメリカ古着に触れました。こんなにカラフルな洋服がこの世にあるのかと衝撃を受けて、実際に着てみたら着心地もよい。そこから服がすごく好きになりました。『サント二ブンノイチ』は大阪に本店があったので、ポップアップが終了してからは月1で通って。高校に行かずほぼ毎日バイトをして月15万円くらい稼いで、そのうちの9割くらいを服に使う生活をしていましたね(笑)」

− 働いたお金のほとんどを服に使っていたんですね。

「特に古着はいろんな服があるし、いろんな着こなしができるから楽しくて。何のこだわりもなかった生活から、服が好きになって毎日服まみれの生活をし始めました。好きになったときの振れ幅がすごいなと自分でも思います(笑)」

− そこからショップ店員の道に?

「通っていくうちにお店のオーナーに誘っていただき、大阪に住んでショップ店員をしていました。そのあと原宿店のオープンが決まったので、お手伝いとして2週間に1回くらい大阪から東京に通っていて。そのタイミングでたまたま竹下通りを歩いていたら、『マツコ会議』のディレクターさんに声をかけていただいたんです。

番組への出演がキッカケで、今の事務所(アソビシステム)に入ることになりました。とはいえ、最初から東京で仕事がたくさんあるわけではないだろうと思い、大阪から通いで仕事をしていたのですが、途中から通いじゃ無理だ! となって上京を決めました。まさか東京へ引越すなんて思っていなかったから、何の準備もしない状態で東京に住むことになったんですけど」

− 10代で芸能界に入るために上京……不安はなかったのでしょうか?

「周りに頼れる人、甘えられる人がいたのが大きいと思います。東京で賃貸物件を借りるときも事務所が全部手続きをしてくれましたし。僕自身、新しい環境に飛び込むことに対して、ひたすらワクワクする性格だったので楽しかったですね。全くお金もないのに、どうにかなるだろうと思っていました(笑)。

今だったらもう少しいろいろ考えて行動するかもしれないですけど、当時は本当に何も考えず目の前のことをひたすらやっていて。一発屋的な感じで長くは続かないだろうなって覚悟もありました。ショップ店員もやっていたので腕試ししつつ、ダメだったらダメで考えようと」

− 結果的に今、いろんな場所で活躍されています。

「あのとき東京に引越してきた選択は間違っていなかったと思います。あれよあれよとモデルや役者の仕事の機会をいただけるようになって。人生、本当に何が起こるか分からないですね(笑)」

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部屋選びのポイントは“収納スペース”の広さ

− 上京時は事務所の方が引越しの手続きをしてくれたとのことですが、ゆうたろうさんご自身で引越しされた経験はありますか?

「昨年の2月に自分一人で引越しをしました。上京した当初は10代だったのですが、もう20歳を超えたので! 初めて部屋決めから契約まで、面倒くさいことも全部自分でやりました(笑)」

− 何が一番面倒でしたか?

「住みたいお部屋を決めたあとの不動産屋さんとのやり取りが面倒でしたね……。物件を見るのはすごく好きだったんです。でも、僕が選んだ賃貸物件がとても人気で、内見に行ったら『今日は8件も内見が入っていたから、ここで決めないと取られますよ』と言われ……じゃあここにしますとその場で決めました」

− あるあるですね……。

「しかも決めてから1週間後に引越しして、家具・家電も一からそろえたんですよ。お金もたくさん使いましたし、すごく大変でした……。住んでから1年経って、今は生活感が少しずつ出てきていると思います」

− 借りられている賃貸物件の一番よかったポイントはどこですか?

「服が何百着もあるので、一番は収納スペースの広さですね。スウェットだけでも200着くらいあるので。しわになるような服は折りたたまずハンガーにかけるから収納が多いところを選びました。それなのに、すでに全然足りなくて……。今は夏物は使わないので倉庫に送っているのですが、冬物はアウターとかがあるからどうしてもかさばるし、玄関のシューズクローゼットも全部埋まってしまって。もっと収納の広い新しい物件を探しています。とはいえ、2年契約なのに1年しか経っていないから引越しは早いかなと思いつつ、ずっとどうしようか迷っていて」

− セルフ内見型賃貸サイトのOHEYAGOなら、不動産屋さんに行かずに物件の検索から内見の予約、入居申し込みと契約の手続きまでできるので、仕事でお忙しいゆうたろうさんにもオススメかと……!

「それはすごく、らくですね! 不動産屋さんに行くと気を使ったり、営業受けたりすることもありますし……それで想定より高い部屋を紹介されることもあるので、自分で完結できるのはよい!」

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今だからこそ見てほしい映画『ツナガレラジオ〜僕らの雨降Days〜』

− 2月11日(木・祝)には、ゆうたろうさんが出演される映画『ツナガレラジオ〜僕らの雨降Days〜(以下、ツナガレラジオ)』の上映が開始されます。webラジオ番組『オールナイトニッポンi おしゃべや(以下、おしゃべや)』から生まれたプロジェクトですが、劇場化が決まったときどのように思いましたか?

「えぇー! と思いました(笑)。映像がついている新しい形のラジオ番組でぜひやりたいと出演していますが、映画も企画として新しい形だなと。『おしゃべや』では二人一組でパーソナリティを務めるので、ペアの板垣李光人くんと別の現場でご一緒したことのある井阪郁巳くん以外のパーソナリティの人たちとお会いしたことがなくて。この人たちと映画を撮るんだ! とワクワクしました」

− ゆうたろうさんが演じられるディジェの魅力はいかがですか?

「ラジオをよくするために気を遣わずに意見を出すところですね。すなおで言葉を選ばずズケズケ意見を言うところは不器用さもありますけど、ラジオに対する愛が伝わってきます。僕自身、ラジオをする上で提案することもあるから重なる部分もありました。あとは見た目のキャッチ―さもディジェの魅力だと思います」

− セルガ役の板垣さんとのおそろいコーデ、とてもかわいかったです。

「映画でも李光人くんとはペアのシーンが多いので、見た目から二人のペア感を伝えられるように意識しました。衣装部の方が過去にお仕事をご一緒したことがあったので用意してくれた衣装にいろいろ意見を言ったり、途中からは私物を持って行ったりして。家にあるおそろいっぽいアイテム、帽子やメガネを持参していました。監督から僕ららしさを感じられてよい! と褒めてもらえたのが嬉しかったです」

− お芝居も息ピッタリだなと感じました。

「ペア感が出るような二人の挨拶もあるので楽しんでもらいたいですね。1年以上一緒にラジオをやってきたこともあり、撮影現場に入ったときから2人の呼吸が自然とできあがっていて、楽しく演じられました。李光人くんと一緒にやってきてよかったなって。ディジェとセルガは似たようなキャラクターでありながら、ちょっとずつ違うのでそこは注目して見てほしいです」

− 『ツナガレラジオ』では劇中に往年のJ-POPヒット楽曲が流れます。お気に入りの曲はありますか?

「どれもお気に入りですが、やっぱり自分が歌っているので『ハミングがきこえる』はとても好きです。ポップでキャッチーなメロディが印象的で。もともと知らない曲だったのですが、覚えるとなったとき何回もリピートして聴いていたら、日常でも口ずさむようになりました(笑)」

− ディジェは歌い手という設定ですが、ゆうたろうさんも歌はお好きですか?

「歌はコンプレックスがあって、カラオケに行くとしても家族とだけ。友だちとは行かないタイプでした。なので、こうやってお仕事で歌わせていただく機会があって、最初はどうしよう…と思いましたね(笑)。

カラオケに行って練習する時間を増やして、少しずつ発声の仕方や音程の取り方が分かってきて、ようやく人前で歌うことへ抵抗がなくなってきました。自分でもちょっとだけうまくなってきたなと思っています。『ハミングがきこえる』の収録も緊張したのですが、すごくよい感じに録れて。自分の声なのに、めっちゃよいじゃん! と思えました。作品を通して自分の自信につながって、コンプレックスが払しょくできました」

− それでは最後に、映画『ツナガレラジオ』の見どころをお願いします。

「劇場に来てください! と言いづらくなってきた時代ではありますが、今だからこそ見る価値のある映画だと思っています。『ツナガレラジオ』というタイトル通り、ラジオから人と人とのつながりを繊細に描いた作品です。対面してお話することが減ってきたり、マスクで顔が分からないままお話することが増えたりする中、この映画を見て人と人とのつながりの有難さ、幸せを改めて実感できました。今だからこそ見て、メッセージ性を受けとれる映画だと思います。ぜひ劇場で見ていただけたら嬉しいです」

【作品情報】
映画『ツナガレラジオ~僕らの雨降Days~』
2021年2月11日(木・祝)公開

<キャスト>
アクト:西銘駿
ニガリ:飯島寛騎
クッパ:阿久津仁愛
ミュート:井阪郁巳
コーシ:橋本祥平
マクロ:深澤大河
ディジェ:ゆうたろう
セルガ:板垣李光人
バントー:立石俊樹
ジム:醍醐虎汰朗

田中真弓(特別出演)
イッセー尾形

<スタッフ>
監督:川野浩司
脚本:藤咲淳一
音楽:成田 旬
配給:ローソンエンタテインメント
制作:ポニーキャニオン
制作プロダクション:ブースタープロジェクト

公式 HP:https://afuriradio.jp/

Text by 阿部 裕華 Photo by 天沼 彩

 

 

 

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